東三河に春の訪れを告げる祭礼「豊橋鬼祭」は、毎年２月１０日・１１日に亘って「安久美神戸神明社」で行われます。

平安から鎌倉時代に流行した田楽に日本建国の神話を取り入れて神事としたもので、国の重要無形民俗文化財として指定されています。

「豊橋鬼祭」のハイライトは「天狗と赤鬼のからかい」です。荒ぶる神である赤鬼と武神天狗が闘い、やがて敗れた赤鬼が償いにタンキリ飴と白い粉（小麦粉）をまきながら境外へ逃げて行きます。この粉を浴びて、飴を食べると厄除となり夏病みしないと古来から言い伝えられています。

毎年、全国からこの奇祭にたくさんの方が訪れます。

しかし今年２０２２年の「豊橋鬼祭」は、新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑み、祭礼奉仕者のみで神社境内で開催されます。

令和４年 #豊橋鬼祭 について
◇神事・行事は祭礼従事者のみで執り行い、祭礼中は一般参拝者の境内立ち入り禁止となります
◇厄除タンキリ飴の飴まき行事は中止しますが、社頭での授与を行っております
詳細は→https://t.co/FC2O5PFXOj pic.twitter.com/IBB8GTve0n

— 【神社公式】豊橋鬼祭　安久美神戸神明社 (@akumikanbe) January 17, 2022

一般参拝者は神事・行事の観覧できません。

祭礼中は一般参拝者の境内立ち入り禁止となりますのでご注意下さい。また厄除タンキリ飴の飴まき行事は中止しますが、２０２２年１月１日より社頭での授与が行われています。初穂料は１袋２００円、なくなり次第終了です。

【境内立入禁止日時】

　２０２２年２月１０日（木）　９時～１２時

　２０２２年２月１１日（金・祝）　８時～１８時

【厄除タンキリ飴について】

　厄除飴まき行事は中止です。

【鬼祭特別御朱印について】

　例年、鬼祭当日のみ浄書していた限定御朱印は、２月１日(火)から１５日(火)までの間授与できます。

ケーブルテレビ局ティーズによる生中継とインターネット配信が予定されています。

※新型コロナウイルス感染状況・政府や自治体からの発令等により予定変更の場合がありますのでご注意下さい。

(写真はイメージです)

来年こそは、みんなで白い粉を被り真っ白になりながら「無病息災」を願いたいですね。

【安久美神戸神明社】はこちら↓

前の記事へ

記事一覧へ

次の記事へ