【豊橋市】国民的キャラクターとして長年愛されている「しまじろう」。実は、生みの親は豊橋市出身でした。

愛知県

国民的キャラクターとして長年愛されている「しまじろう」。

実は、その誕生を率いた中心人物が、豊橋市出身で時習館高校の卒業生であるのをご存じでしょうか?

初代編集長として「しまじろう」を世に送り出し、現在は教育者として活躍される水野次郎(みずの じろう)氏の経歴や、しまじろう誕生の情熱あふれるエピソードをご紹介します。

豊橋から慶應、そして「福武書店」へ

水野次郎氏は1957年、豊橋市に生まれました。

豊橋市立南部中学校から進学校である愛知県立時習館高等学校を経て、慶應義塾大学文学部へと進学されました。

大学卒業後、福武書店(現ベネッセコーポレーション)に入社。

「進研ゼミ」などの編集・企画業務に携わったのち、同社で全く新しい事業となる「幼児向け通信教育」の立ち上げプロジェクトを主導することになります。

「幼児に通信教育は無理」からの大逆転

1980年代半ば当時、小学生以上を対象とした「進研ゼミ」は成長を続けていたものの、未就学児向けの通信教育市場は存在していませんでした。

社内でも「文字も読めない幼児に通信教育なんて成り立たないのでは?」と懐疑的な声が大きかったといいます。

しかし、水野氏らの開発チームはあきらめなかったそうです。

「教え込む」のではなく「親子の会話を生む」

単に知識を与える教材ではなく、親子のコミュニケーションを深めるためのツールとして企画を再定義しました。

毎月届く体験型教材(エデュトイ)、絵本、映像教材を組み合わせる画期的な仕組みを考案しました。

等身大のナビゲーター「しまじろう」の誕生

子どもたちが親しみやすく、一緒に成長できる存在として、トラの男の子をモチーフにしたキャラクターを開発しました。

トラの縞(しま)模様と、親しみを込めた男の子の名前を組み合わせて「しまじろう」と名付けられました。

こうして1988年、幼児向け講座が創刊。

年齢や発達段階に合わせて生活習慣や社会性を育む設計は多くの保護者の心を掴み、日本国内のみならずアジア各国へ展開される一大ブランドへと成長しました。

あの「しまじろう」が更に身近に、親しみを感じますね。

しまじろう
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