【豊橋市】国の天然記念物に指定された「葦毛湿原」では、ただいま「シラタマホシクサ」が見頃を迎えています。
葦毛湿原(いもうしつげん)は、湧水湿地としては国内最大級の広さを誇り、様々な植物群が生育し、生態学的、植物地理学的に価値が高いとして、2021年10月11日(月)に国指定文化財(天然記念物)に指定されました。
今回の指定で、豊橋市の国指定文化財は23件になったそうです。
その葦毛湿原では、現在「シラタマホシクサ」が見頃を迎えています。
シラタマホシクサは、国の絶滅危惧種に指定されており、東海地方の限られた湿地に生息していて、葦毛湿原を代表する植物とも言えます。
小さな白い花が一面に咲き誇っている様は、まるで天の川のように見えます。
葦毛湿原には、他にも「マアザミ」や「スイラン」などが咲き秋の湿原を賑やかにしていました。
秋が深まり、暑さも遠のいてきた今日この頃。自然を愉しみにお出掛けになってみてはいかがでしょうか。
葦毛湿原にお出掛けになる際は、自然保護の為、靴などで踏まれた湿原はなかなか元には戻らないので、観察の際には木道から絶対に降りないようにしましょう。
湿原内に三脚などを立てることも禁止されています。
また、ペットを同伴しての散策も禁止となっていますのでご注意下さいね。
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