【豊橋市】第16回とよはし都市型アートイベントseboneが開催されます!

作品テーマを「PLAY TOWN ~まぼろしの都市~」とした地域に密着したアートイベントが2019年8月31日(土)と9月1日(日)に開催されます。
開催時間は10:00~18:00(9月1日は17時まで)会場は水上ビル、穂の国とよはし芸術劇場PLATなどです。seboneのチラシ
とよはし都市型アートイベントseboneとは、豊橋市の中心街を流れる牟呂用水の上に立つ水上ビルを上から見ると、まるで巨大な生き物の背骨のように見えます。この水上ビルの背骨を「都市の背骨」ととらえ、このエリアを舞台にアートの力で人と町を活性化することを目的に2004年から開催されているアートイベントです。
様々なアーティストやグループが参加する中で、筆者は一人のアーティストを取材してきました。
金沢美術工芸大学卒業、豊橋市在住の伊藤拓郎さんです。
彼は、8月3日(土)の14:00~二時間水上ビルの人々とseboneの企画としてワークショップを行い、seboneに展示する一つの作品を作り上げました。
seboneワークショップ作業前
沢山の人がキャンバスに向かって色を塗っていく、という趣旨のワークショップで、「みずのうえ」で開催されました。
無数のクレヨンの中から好きな色を選んで模造紙のキャンバスに塗っていくのですが、なにやらキャンバスの前には瓦礫の様なものがあります。seboneのワークショップで使われた瓦礫
これは、取り壊してしまった今は無き名豊ビルの瓦礫で「慣れ親しんだものが変わるしかないという事だけでなく、新しいものが見えてくる」「風景の変化に対して冷静に見つめる」「変化はあるがまま」というメッセージ性が込められている、と伊藤さんは言います。
そして、最終的には「みんなで」一つの作品を作ってゆこう、とも言いました。
seboneのワークショップの作業中
ワークショップ当日は筆者も参加し、クレヨンで模造紙でできたキャンパスに色を塗らせていただきました。塗るのもいいし、線を書くのも良い、白い隙間を埋めるように塗ってほしいとのことでしたので参加者は童心に帰って色を塗りました。
seboneのワークショップ作業中盤
やがて完成し、筆者は最後に伊藤さんがタイトルを付けるところまでご一緒させて頂きました。
数名の参加者で悩みに悩んだ結果「跡地、あるいは極彩跡」(あとち、あるいはごくさいせき)という、極彩に跡を付け足した造語を作りタイトルまで仕上げました。
seboneの「跡地あるいは極彩跡」
この作品は開発ビルの2階に展示されるそうです。その他にも、様々なアーティストが作品を展示します。また、スタッフ、ボランティアも募集しています。詳しくは主催sebone実行委員会までお問い合わせください。
町を盛り上げるアート作品を、その目で見てみましょう。

sebone HP
主催・お問い合わせ sebone実行委員会
開催期間 2019年8月31日(土)と9月1日(日)
開催時間 10:00~18:00(9月1日は17時まで)


(ツキコ)

2019/08/10 08:00 2019/08/10 08:00
toyohashitaharaedit

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